
食いしん坊リスさんにご用心!アリーのチェリーパイ。
こんにちは。
関東地方は先週梅雨入りしたものの、ここ数日は真夏のような暑さが続いていますね。
今までこの時期にマスクをしていたことが無いので、熱中症にならないよう、いつも以上に気を使っています。
さて、6月も中旬に差し掛かり、アリー弁で毎日更新されている「アリーの物語」もかなりストーリーが進んでまいりました。

アリーが苗から育てていた木も嵐に耐え、チェリーの実が実り、リスさんと争いながらも5月末には無事に美味しそうなチェリーパイが完成!
「このチェリーパイ、せっかくなら皆様にも食べてもらいたいよね」
と、ストーリーを考えながらシェフと話していたのです。本当にこのチェリーパイが実在したら、物語から飛び出てきたみたいで素敵だなあと。
そして先週、ついにアリーのチェリーパイが現実世界に登場したのです!

素晴らしい再現度…!まさに、物語の中から飛び出してきたよう。
これ、見た目の愛らしさだけでなく、味もとってもとっても美味しいのです。
チェリーパイといえば、少しベタッと甘いものをイメージする方もいらっしゃるかと思います。
しかし、シェフ自身がベタッとしたチェリーパイがあまり好みで無いらしく、なるべく軽く食べられるチェリーパイを自身で研究して拘って作ったんだとか。
まず、外側を包むパイ。
今回のチェリーパイは、2種類の生地を使って作っています。上の部分は、パート・フォンセという生地を使って作っています。パート・フォンセはサクサク!ほろほろ!とした、パイとクッキーの間のような食感が特徴で、ほんの少し塩味も感じられるので通常のパイよりしつこくなく仕上がります。
そして下段はザクザクとした食感のタルト。ひとつのチェリーパイでも、違った食感の生地を使うことで中のチェリーやカスタードとの相性もグッと良くなり、食べ心地も良くなります。
中身はチェリーだけでなくベリーも加えたコンフィチュール。チェリーとベリーそのものの味を生かして作っているため、フルーツの甘みだけでなく酸味もしっかりと残っているのです。
この下に敷かれているカスタード。これもなるべく軽い口当たりになるよう、シェフが調整して作ったもので、濃厚ながらも後を引くような絶妙な味わいに仕上がっています。

サクサクほろほろの生地に包まれた甘酸っぱいチェリーと、濃厚ながら滑らかなカスタードが絶妙にマッチして、食後でも重たくなくスッと召し上がっていただけます!
この生地の軽さといい、チェリーの甘酸っぱさといい、今まで食べてきたチェリーパイとは一味違った、アリーらしいチェリーパイになりました!
こちらは、ディナータイムにのみご用意しています!
ご注文いただいた後、温めて、冷たいアイスを添えてご用意しています。食後のお茶と一緒に、ぜひどうぞ。

あなたのチェリーパイ、こっそりと食いしん坊リスさんが狙っているかもしれません…。
食いしん坊リスさんに食べられてしまわないよう、ご用心!