プリプリとろける、牛タンの赤ワイン煮込み。

こんにちは。
最近はお昼は暖かいですが、夜は風の冷たい日が多くなってきましたね。今日もお昼過ぎから冷たい雨。週末には大きな台風も来るという予報が出ていて、油断出来ません。

10月に入り、アリーでも秋らしい料理が続々と登場していて、早速たくさんの方にお召し上がりいただいています。

今シーズンもシコングラタンが帰って来た!
相変わらず大人気なメニューです。
夏に登場したトリップ・ア・ラ・カーンは
秋が深まるこの時期にもぴったりですよ。

さて、今日はそんな中からこちらのお料理の紹介をしたいと思います。
牛タンの赤ワイン煮込みです!

ツヤッツヤなソースが美しい牛タン。これ、「トロトロに柔らかくて美味しい!」という、単純なものではないのです…!

「柔らかくトロトロに煮込むのは簡単。でもただ柔らかく煮込んだだけだと、どの種類のお肉を食べても一緒になってしまうでしょ?」

と、熱く語るシェフ。

「せっかく牛タンを食べてもらうんだから、牛タンらしさもしっかり残さないと。」

ふむ…。牛タンらしさとは…。
そう思い牛タンの赤ワイン煮込みを一口食べてみると、とろりと柔らかい食感はもちろんですが、ちゃんとプリプリっとした牛タン特有の弾力が残っているではないですか!

これには私もビックリしました。
シェフ曰く、先ほど言っていたように柔らかく煮込むのは簡単ですが、この食感を残すのは非常に難しいんだとか。火加減を調整したり等、長時間手間暇かけて作ったからこそ、この牛タンらしい食感が残るんですね。

「牛タンらしさも残しつつ、とろける味わいに。」
今回シェフがこだわった一番のポイントだそうです。

毎度のことながら、お肉はもちろんですがソースまでも絶品。お肉の旨味がしっかりと詰まっている赤ワインソースは、コクもあり味わい深いのですが、後味はどこかフルーティー。
付け合わせのマッシュポテトは、このコクのあるソースに合わせて、いつもより少しさっぱりとした味わいに仕上げています。(こういうところ、本当にズルイと思います。)

ぜひ、お肉とマッシュポテト、一緒に召し上がってみてくださいね。

ソースが美味しいということは、パンが止まらなくなるということ。ついつい、たっぷりパンにつけて食べたくなってしまうんですよね。この牛タンの赤ワイン煮込みも、パンが何個あっても足りなくなります。

うっかり食べ過ぎてしまいそうになるので、皆様、くれぐれもご注意くださいませ。