ガツン!と男前な、牛タンコンフィのグリル。

季節も日に日に移り変わり、吐く息も冷たく白くなってきました。

この季節は、シェフの料理が特に美味しく感じられる季節でもあります。コンフィに煮込み料理にオーブン焼き…。どれも魅力的なものばかりで、キッチンからは毎日絶え間なく良い香りが漂って来ています。

先週、そんな魅力的すぎる冬メニューの中からまた新メニューが登場しました!
それが、こちら。どどん!

「やわらか牛タンコンフィのグリル ラヴィゴットソース」

まずこの男前な見た目、かなりインパクトがありますよね。なんと、牛タン半分(約300g程)をドーンとのせちゃっています。
印象的なのは見た目だけではありません。味も絶品なのです。

まず、この大きな牛タンをしっとりやわらかくなるようにコンフィしています。(コンフィとは、低温の油でじっくりと調理をすること)
前回の牛タンの赤ワイン煮込み同様トロリとやわらかく料理するのはもちろんですが、今回も牛タン特有の食感が残るように調整しながら調理したんだとか。

丁寧にコンフィされた牛タンは、ご注文が入ってからグリル板で香ばしく焼き上げます。表面はカリリと香ばしく、噛む度に肉汁もじゅわりと溢れ出して口いっぱいに広がるから、たまらない。

コンフィは油をたくさん使って調理をしているからこそ、どうしても少しコッテリしがち。そこで大活躍するのが一緒に添えられたラヴィゴットソース!

ラヴィゴットソースとはピクルスやビネガーを使用して作ったソースのこと。今回はこれらに加えて柑橘類の果汁も入れたので、キュッと爽やかでフルーティーな味わい。
かなりサッパリとしたソースだから、牛タンの脂とも相性抜群。不思議と、スイスイと食べれてしまうのです。

下に敷かれたホクホクでクリーミーな白インゲン豆も、なんだか冬の訪れを感じさせますね。ぜひ、ラヴィゴットソースをたっぷり絡ませた牛タンと一緒にお召し上がりください。


この牛タンコンフィのグリル、なかなかガツン!とパンチのあるお料理なので、やはりドライな味わいのお酒がよく合います。個人的には、ベルギービールの『デュベル』、高知の日本酒『南』と合わせるのがオススメです。

『南』は先週末入荷したばかりのお酒です!山田錦を使用した純米吟醸で、フルーティーな香りやお米の旨みを感じさせつつも、後味はシャキッと爽快な辛口。この爽快な切れ味と喉越しは、パンチのあるお肉料理にも負けない味わいなので、ぜひ牛タンと一緒に味わっていただきたい。

こちらのお酒、数量限定でのご用意となりますので、お早めにどうぞ!


明日からいよいよ12月に入りますね。
2020年もラストスパート!12月も美味しいお酒とお料理をたくさんご用意して、アリーのお家でお待ちしております!