
毎日、夢を見ているみたい。
こんにちは!もう爽やかな風が吹き始め、どことなく風からも秋の香りがしますね。
皆様、“良いレストラン”って、どういった場所だと思いますか?
美味しい、サービスが良い、居心地が良い…
もちろんそれは人それぞれだと思います。
シェフは、昔ヨーロッパで修業をしていた頃、先輩にこう言われたそうです。
「本当に良いお店は、うるさいくらい賑やかなんだ」
と。
多くのレストランが、キッチリと正装をし、マナーもしっかりとし、お上品にお食事をする…というイメージがあるかと思います。
私だってそう。
時に、そういった場面も非日常的で楽しかったりもするものです。
しかし、その先輩がドイツの予約困難な3つ星レストランに訪れた際、そのレストランはとにかく賑やかで、うるさかったんだとか。
それは、きっとその場の雰囲気が良く、何よりもお食事が美味しかったから。
確かに、お食事が美味しかったり、楽しいと、ついつい会話も弾んでしまいますもんね。
シェフは、その話を聞いた時に、漠然と「ああ、自分はそういうお店をやりたい」と思ったんだそうです。
Petite maison de Harryは、お家にいるような感覚でフランス家庭料理が楽しめる場所というコンセプト。
お店づくりもそうだし、お料理もそうだし、何より私たち自身が肩肘張るような会話が苦手なもので、アットホームな雰囲気でたくさんの方とお話し出来たらなあと思っていました。
昨日のディナータイム、カウンターでお食事していた方と、テーブルでお食事していた方がいらっしゃったのですが、最初はそれぞれが別々にお話していたのに、自然と会話が繋がり空間全体で会話するようになっていたんです。
本当に賑やかで、アリーのお家が笑い声で溢れていました。
その光景が本当に、自宅そのもののアットホームな雰囲気で、暖かくて、
「この光景、ずっと憧れていた光景だ」
と二人で感動…。
オープンして一か月。
まだまだこれからたくさんの事があるだろうし、改善しなきゃいけない点もたくさんあります。
それでも、来てくださる方々の暖かさと笑顔に支えられている。
本当に、それに尽きます。
毎日、皆様が「美味しかった」「楽しかった」と笑顔で言ってくださることが嬉しくて嬉しくて、シェフは「毎日、夢を見ているみたい」と言っていたくらい。

この夢のような光景が、夢で終わらないよう…
これからも笑顔に溢れた空間に!何より私たちも楽しく!毎日過ごせたら良いなあと改めて感じました。
シェフは「まだまだ、みんなに食べてもらいたい料理がたくさんある!」って、いっつも言ってます。
シェフの料理の魅力が、もっともっと伝わりますように。
そして皆様、何度も口をすっぱくして言います。
お腹、ぺこぺこにして来てくださいね。
腹8分目では帰しませんよ。(にやり)