
自家製ツナのサラダ・ニソワーズ
先週末あたりからぐんっと暖かい日が増え、桜の開花も間近とのこと。
さて、今回はこの春にぴったりな前菜をご紹介したいと思います。
それが、こちら!
<自家製ツナのサラダ・ニソワーズ>

サラダ・ニソワーズとは、ニース風サラダのこと。
ツナやアンチョビ、トマト、インゲン等を使用したサラダで、地中海では初夏からマグロ漁が始まることから、初夏から夏にかけて作られた郷土料理がルーツとなっているそうです。
今回のアリーのサラダ・ニソワーズでは、自家製ツナをゴロンと入れてご用意します!
最初、ツナを自家製で作ると聞いた時は
「え!シェフ、ツナも作れるの!」
とびっくりしました。(お恥ずかしながら、私は缶のツナしか食べたことがありません。)
どうやって作るのかと尋ねたところ、マグロをじっくりとコンフィ(低温の油でじっくりと火入れ)していくんだとか。なるほど。
丁寧に火入れされた自家製ツナは、全くパサパサしていることなく、驚くほどしっとりと仕上がっています。
これをゴロゴロとサラダにいれ、上からは甘辛い蜂蜜ジンジャーのソースをかけます。

下に敷かれるサラダは葉野菜の他にも、トマトやパプリカ、この季節が旬のスナップエンドウやモロッコインゲン等をたっぷり入れております。シャキシャキ瑞々しくアンチョビの塩気が程よく効いたサラダは、お酒にもぴったりですし、お野菜もたっぷりと摂れて嬉しいですね。
ポーチドエッグをトロリと割って、サラダと絡ませながらお召し上がりください。
ハーブの香りが豊かで自家製ツナの旨味がギュッと詰まったサラダ・ニソワーズは、<ヴェデット・エクストラホワイト>等のさらりとした口当たりのホワイトビールや、ハーブやスパイス香る<馨和ジャパニーズ・シトラスセゾン>と相性抜群。
だんだん暖かくなってきて、ビールも美味しく感じる季節となって来ました。
美味しいお料理と美味しいお酒、ぜひご一緒にお楽しみくださいね!