スープ・ド・ガルビュールとブータンブラン

連日暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしですか?

急な梅雨明けの宣言に戸惑いを隠せておりません。今年、梅雨あった…?
梅雨明けしてこれだけ暑いのに、この辺では蝉がまだ鳴き始めていないのもなんだか不思議だなあと思いながらここ数日過ごしております。

さて、今週よりディナータイムにて新メニューが登場したのでご紹介させていただきます!
それが、こちら!

<スープ・ド・ガルビュールとブータンブラン>

実は、去年のこの季節にもブータンブランを使用した似たようなメニューをお出ししていたのですが、

「今年もあのお料理は食べることができますか?」

というお声をいただいたため、早速メニューオンさせていただきました!
昨年はブータンブランのトマトスープ仕立てでしたが、今年はスープ・ド・ガルビュールと合わせてご用意いたしました。

スープ・ド・ガルビュールとは…
フランス南西地方の郷土料理。白インゲン豆や生ハム、ベーコン、たっぷりのお野菜を煮込んだスープのこと。

ブータンブランとは、白いソーセージのこと。
(フランス語でブータン=腸詰、ブラン=白いという意味)


鶏のムースを使用して作っているので、味わいは豚肉を使用したソーセージ等と比べてあっさりとしていて、癖も少なく食べやすいのが特徴です。
ムチムチっとした食感と滑らかな舌触りも、ブータンブランならでは。

今回のブータンブランはバジルを練り込んでありますので、噛むたびにバジルの爽やかな香りがふわりと広がっていきます。

スープ・ド・ガルビュールは、たっぷりの白インゲン豆やお野菜がゴロゴロ入っています。しっかり煮込まれて食材が少しクタクタになっているところが、まるで田舎のおばあちゃんが作ってくれたスープのようで、親しみがあって最高なんです。

素材の旨味がギュギュっと凝縮したガルビュールは、ほっとするような優しい味わい。
そのままでも、ブータンブタンに重ねて一緒に食べるのもオススメです。

外は暑いとはいえ、室内はエアコンが効いていたり冷たい飲み物をたくさん飲んだりして身体が冷えてしまっている方も少なくはないはず。
そんな時に、身体にじんわり沁みる優しい一皿となっております。

こちらのオススメマリアージュは、ホワイトビール!

苦味が少なくサラリと滑らかでフルーティーな小麦のビールは、あっさりとした味わいのブータンブランとも相性抜群です。
ホワイトビールのクラフト生ビール、来週あたりから新しいものを開栓予定ですので、また次回改めてここでご紹介させてください。

それでは皆様、水分補給等をしっかりして元気にお過ごしくださいね!
アリーで美味しいお料理とお酒をご用意してお待ちしております!