シュークルート・ガルニを囲んでほっこり優しいひとときを。

「ああ、シュークルートが食べたい」

シェフがそう呟き始めたのは、8月のお盆明け頃のこと。それからほぼ毎日「シュークルートが食べたい」と言い続け、ついに閃きます。

「そうだ!シュークルート・ガルニを作ろう!」

シュークルートとは、塩漬けのキャベツを発酵させたもののこと。ドイツではザワークラウトの名前で呼ばれています。

シュークルート・ガルニは、このシュークルートと共にソーセージ等を一緒に盛った料理のことで、アルザス地方の郷土料理です。
アリーでは、今回はシュークルート・自家製ソーセージ・豚バラ肉のコンフィ・豚頬肉のコンフィをのせてご用意しました!

どっさりボリュームがあって豪快な見た目は、まさにお母さんが作ってくれるような家庭料理そのもの。どこか懐かしく、ほっこりと暖かい気持ちになります。

シェフの作るシュークルートはツンと鼻を抜けるような酸味が効いていて、たっぷり入ったクミンやジュニパーベリーの香りも爽やか。
この酸味のお陰で肉汁たっぷりなお肉もわっしわっし美味しく食べれてしまいます。

シュークルート・ガルニはお肉というより、シュークルートが主役!
お肉にたっぷりと乗せて食べちゃってください!

こちら、ホップの香りが豊かなビールがよく合います。
<デュベル>や<馨和ジャパニーズ・シトラスセゾン>をぐいぐいっと流し込みながら食べるのも良いですね。

また、ワインですとしっかりめな味わいの白ワインや、アルザスワインがぴったり!
アリーで現在ご用意しているアルザスワインはこちら!

<ゲヴュルツトラミネル・レゼルヴ/ヴィルム>
ゲヴュルツトラミネル100%

一口飲んだ瞬間に広がる、ライチのような甘く華やかな香りが印象的。(私とシェフも、これを初めて飲んだ時に「ライチだ!」と声に出るほど感動した思い出。)
香り自体はとても甘いけれど、後味はキリッとミネラル感があって辛口なので、お料理と合わせやすいのです。

クミンをたっぷり使用したシュークルートとの相性抜群で、ワインの華やかな香りの中にふわりと漂うスパイスの香りと絶妙に調和してくれます。

こちらはボトルでご用意しております。
食中はもちろん、食後酒としてもオススメ。ワインが苦手な方も飲みやすい味わいだと思いますので、よろしければチャレンジしてみてください!

季節の変わり目。台風の影響も合って雨の日も多くなっていますね。
美味しいものをしっかりと食べてエネルギーチャージしていきましょう!