アンディーブを使ったフィッセル・ピカルド

こんにちは!
10月に入り、自転車を漕いでいるとふわりと金木犀の香りが漂うようになってきました。この香りを嗅ぐと「ああ、秋だなあ」と実感します。

さて、アリーでも秋メニューがどんどこ登場しています!その中から本日はこちらをご紹介させていただきますね。

<アンディーブを使ったフィッセル・ピカルド>

アリーのシコングラタンファンの皆様、大変お待たせしました!今年もこの季節がやって来ましたよ!

フィッセル・ピカルドとは、ベルギーと国境が隣接するピカルディー地方の郷土料理で、クレープ生地にハムやキノコ等を詰めて、上からベシャメルソースとチーズをかけてオーブンで焼いたお料理です。

今回アリーではジャガイモのクレープを使用し、キャラメリゼしたアンディーブ(シコン)を一緒に詰めてご用意しています。

今までアリーでシコングラタンを召し上がったことがある皆様は、シコングラタンがグレードアップしたものをご想像くださいませ…!

実は、10年以上前に私が初めて出会ったシコングラタンは、この形状のものだったのです!
その時もシェフが作ってくれたものだったのですが、あまりの美味しさに感動したのを今でも鮮明に覚えています。いつも食べているシコングラタンも大好きなのですが、やはりこの味が忘れられず

「あのクレープのやつがまた食べたい」

と言い続けて早10年ちょっと。やっと念願叶いました!!!

熱々とろとろのフィッセル・ピカルドを頬張ると、アンディーブやキノコ、塩気の効いたハムの旨味がブワワッと広がります。
キャラメリゼされたアンディーブは甘さの中にアンディーブ特有のほろ苦さもしっかりと残っていて、癖になる味わい。

そして、ジャガイモのクレープのもちもち食感もたまらないのです…。

シェフのグラタン系の料理はなぜこんなにも美味しいのかと毎度感じるのですが、そもそもベシャメルソースが美味しいんですよね。
しっかりとコクがあって、塩気もいい具合に効いているのでお酒にもよく合ってしまうのが本当にツライ。けしからん。(褒めてます)

こちらのお料理、キリッと冷えた白ワインや、日本酒であればお米の甘味が際立つ<陸奥八仙 Pink Label>と合わせるのがおすすすめです。

芳醇かつフルーティーな香りは口に含む前からしっかりと感じられて、女性にも好評の一本。
それでいてべったりした甘さは残らず後味はスッと爽やかなので、コクのあるチーズやベシャメルソースとも相性抜群です!

熱々のオーブン焼き料理を頬張りながら冷たいお酒をグイグイっと流し込むと、1日の疲れもスーッと浄化される気がします。
今年の秋メニューもかなり魅力的ですので、ぜひ色々とお楽しみくださいね。