アリーの家があるから出来たこと。

こんにちは。
10月に入ったと思いきや、夏日が続ぎしたね。
半袖がなかなか手放せず、アリーの家まで自転車を漕いでいると汗だくです。

今日は比較的過ごしやすそうでホッとしています。

昨日は、ディナータイムのオープン準備をしていたら、キッチンからふんわりといい香りが。

その正体は、ブリオッシュとライ麦のパンが焼きあがった香りでした!
いつの間にこの量のパンを焼いていたなんて。
気づいたら出来上がっていたので、やはりシェフは魔法使いなんだと改めて思いました。

このブリオッシュは、黒糖入りなんだとか。
スペシャリテメニューのフォアグラのテリーヌに添えてご用意させていただきます!

さて、最近、アリーでは募金箱を置き始めました。
何の募金箱かと言いますと、脳の損傷で「言葉を失った」高次脳機能障害の方や、その家族を支えるためのもの。

これを置くことになったのは、ある女性との出会いがあったからです。
その方は、NPO法人Reジョブ大阪で理事をされている松嶋有香さん。

もともとは私の友人の紹介でアリーに何回か来てくださっていたのですが、実は私たち、何回か来てくださっているにも関わらず有香さんが普段どんな活動をされている方か、ふんわりとしか認識していなかったんです。
それで、「こういった人たちを支える活動をしている」とお話聞いた時、これも何かのご縁だと感じ、私達にも何かお手伝い出来ることは無いかと募金箱を置くことにしました。

有香さんはアリーの牛ホホ肉を食べて、「おいしい!飲めるよこれ!」って
わざわざキッチンまで言いに来てくれる、可愛い方。


TVや新聞などで様々な障害を持った方のお話を聞くことはあるし、何か出来れば…と思ったことは何度もあります。
実際に行動に移そうにも、一歩踏み出すにはなかなか勇気がいります。

でも、アリーの家を作ったことによって、この場所で出来ることがあるんじゃないかと思ったのです。
お料理をお出しするだけではなく、この場所があるからこそ蔭ながらでも力添え出来るなあと。

今度、関西でこの高次脳機能障害の方々での祭典が行われるんですって!

障害を持っている方はもちろん、それを支える家族も、安心して元気に自分の人生を自分らしく生きていけたら素敵。
私達にはまだまだ未知なことが多いけれど、少しでも力になれますように。

松嶋有香さんに関するインタビューもあるので、ぜひ見てみてください。
とにかく可愛らしくて、パワフルでかっこいい女性!

募金箱は、お手洗いに置かせていただいております。
こちらは責任を持って管理して、必要な方々にお届けさせていただきます!
よろしくお願いいします!