罪深きチョリソー、はじめました。

もうすぐ秋に差し掛かろうとしていた時期、急に「チョリソー作りたくなっちゃったな」と言い始めたシェフ。
それに対して「いいじゃん。作って作って」と全力で賛同する私。ええ、私も食べたいだけです。

そうなったら行動は早く、シェフはあれよあれよという間にお肉をミンチし、腸詰めし、チョリソーをパパパっと作ってしまいました。
このスピード感、もしかして彼は魔法使いなのでは…?

出来上がったチョリソー。ナイフを入れると肉汁がパツンっと溢れ出し、一口頬張るとぎゅわわっと肉汁が広がって、ゴロゴロとした肉感もしっかりと堪能出来ます。
そして、ガツンとスパイシーな味わいも感じられ、これは病みつきになってしまう危ないやつ…!

この罪深きチョリソーの下に、今回はブルーチーズのドフィノワを敷いてオーブンでこんがりと焼き上げました。
じゃがいもがたっぷり入ったドフィノワは、ホクホククリーミー。ブルーチーズの独特の香りが加わり、これもまたクセになる味わい。ここにチョリソーのスパーシーな肉汁が染み込んで、更に罪深さがアップしちゃうんですよね。

私もお先にいただいたのですが、一口食べて悶絶。気づいたら無意識でビールを注いでいる自分がいました。(手が勝手に…!)
熱々のチョリソーと共にギュッ!っとビールを流し込んだ瞬間、思わずガッツポーズしちゃいましたよね。

この料理は、ビールやワイン、日本酒にも合ってしまう、非常にけしからんやつです。
ビールでしたら、ビターな味わいのビールとのマリアージュがオススメ。

✿ギロチン

フルーティーかつグッとビターな味わいを堪能できるギロチン。
ドライな喉越しに、ガツンとしたアルコール感も感じられ、パンチのあるチョリソーともぴったり。

まだまだ始まったばかりのアリーの秋冬メニュー。
実は秋冬メニューが得意なシェフ。これかどんどん罪深いメニューが登場予定ですので、お楽しみに!