
白子がグラタンになってしまいました。
私はシェフのグラタン料理が大好きです。
何が美味しいかって、ベースのベシャメルソースから美味しいのです。
絶妙な塩加減がまた、お酒が止まらなくなる味なのです。
そんなアリーのグラタン料理に、先週から新しい仲間が増えました。
それが、白子のグラタンです。

白子と言えば、白子ポン酢や天ぷらのイメージ。
そんな白子がグラタンになったら、どんな味わいになるのか。
…とんでもなく罪な食べ物に進化しました。
熱々に温まった白子は、食感がふわっっっふわのとろっっっとろ。
そしてこれがとろっっっとろのベシャメルソースと合わさって、一体化。
もう、どこからが白子でどこからがベシャメルソースなのか、わからないくらい一体化しちゃいます。
白子とベシャメルソースのシンクロ率が素晴らしすぎて、白子がどれくらいの量入っているかがわからなくなりますが、実は結構な量入っています…!
このとろっっっとろのグラタンを食べ進めていくと、カリッとした食感に当たるはず。
はい。隠し味でくるみを入れています。
とろっっっとろの食感の中のカリッと香ばしいくるみの食感が面白く、濃厚ながらも飽きない味になるのです。
それに加えて、パセリソースと燻製されたベーコンも入っています。ああ…もう…。(ひれ伏している)
ビールにもワインにも合う味ですが、個人的にはやっぱり日本酒を合わせていただきたいです。
白子って、どうしてもコレステロールが気になる、という方も少なくはないはず。
だから、最初メニューに登場した時に「どうかな…」と思っていたんです。
でも、予想以上に大人気で、日によっては売り切れになってしまう日も。
結局、みんな大好きなんですね。白子。
美味しいものには逆らえませんよね。
美味しいものって、本当に罪深くて素晴らしい。
まだ食べたことのない方も、もう食べたという方も、この罪深きグラタンをぜひ美味しいお酒と一緒にご賞味あれ。